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マンションの共有スペースの電力節電効果実績 [LED化による節電効果実績]

◆マンションの共有スペースの節電交換実績◆

マンション共有部分の電灯をLEDと人感センサーを取り付けたことによって大幅な節電効果がでた。
マンションの電気料金は、従量電灯C と低圧電力の2つがある。

従量電灯Cでは、廊下ダウンライト、EV前のダウンライト、ホール・ダウンライトなどである。

LEDに変更するにあたり、業者へLED化の話を持っていくと、従来の3~6本構成の蛍光灯からLED
にするには器具を交換になるとの説明である。
従来の器具と新しい器具のサイズも異なるので天井ボードを交換しながらの取り付けとなる。
天井ボードを一部のみの交換は交換しないボードとの色が異なるのでペンキ塗装も必要になる。
したがって、費用は器具だけでは収まらないことになる。

そこで、器具を交換しないでライトのみ交換できる方法を研究して、LED化に成功した。
器具のカバーを転用し、金属板のアングルを作成し、これに市販の碍子ソケット(E26)を取り付けた。
さらに、アングルのトップにフェライト磁石をつけたソケットモジュールを作成した。
器具の部分については、以前のブログで記述済。

これにより、旧器具の蛍光灯モジュールを取り外し、新しいソケットモジュールにするだけで取り付け
工事は完了することができた。
当然、作業工事費用は安くできた。

設置してから5年が経過した。LEDライトは全部で46個あるが、交換はまだ1回もない。

商品電力の推移はグラフにあるように確実に削減されている。
毎年、削減しているのは運用している中で問題のない程度に点灯時間設定を短くすることで
節電を実現している。

LED化には段階的に実施した。

第1段階: ①廊下のダウンライト(2009)
         LED化+人感センサー
第2段階: ②エレベーター前のダウンライト
         特注のLED面ライト+人感センサー
       ①の廊下ダウンライト人感センサーの
         点灯時間を3分から1分に変更
第3段階: ③1Fホールダウンライト(24時間x365日点灯)
         ホール直管蛍光灯⇒LEDボール型
         エントランス(サークライン)→LEDボール型
第4段階: 今後の研究課題
        EV前のダウンロードは特注で面LEDライトである。
        耐用年数5年であるので設置して3年経過した。
        計算では2年後の対処で特注扱いは実現的で
        はないので、器具容器を一部加工して、100W
        級ボール型LEDライトを取り付ける計画。
        これにより、この部分の消費電力は1/5になる。
        このLEDは電球型でソケット式なので交換は
        容易である。
******************************************************************
お問い合わせは下記へ
systemalphakobo@gmail.com
(システムアルファ工房)
************************** 実績グラフ *************************
節電交換=従量灯Cグラフ.png

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マンションのエレベーターに防災用品を常備した。 [マンションエレベーター向け防災用品]

◆マンションのエレベーター内に設置する防災用品を検討・研究・設置してみた◆

当マンションは60室のワンルームマンションである。エレベーターは1台のみで、床面積は1.3㎡(0.39坪)である。
事務所として使っている割合が多く、配送業者が台車で荷物を運ぶことも多い。
所有者の居住者と賃貸の居住者が居る。

数年前から防災啓蒙活動はあったが、東日本震災後は防災に関心が高まってきている。
区役所ではマンションの防災対策として「震災時活動マニュアル策定の手引き」を作成し啓蒙活動をしている。

地域の住民が委員会・研究会などを作って実施しているようだが、課題が多すぎて具体的な導入事例がでて
ないようだ。そんな中で、20~60件室クラスのマンションのエレベーターに取り付ける防災用品セットはどう
あるべきか。当マンションを対象に研究してきた。
防災用品バッグの形状を特注で作成、防災用品そのものは市販品を選択購入し設置を実行した。

まづ、防災バッグの形状と設置場所をどこにするか?
床面積が狭いので床におくことはできないので、3面の壁を検討した。
防災バッグの仕様は、中に入れるものを決めてから決めた。

防災用品のアイテムは、最少限にした。
何等かの原因でエレベーターが階の途中で止まった場合を想定した。
住人の中には一人生活者の高齢者が数人居住していることもあるので、特に尿処理アイテムを重視した。
準備したアイテムは尿用品(男性用、女性用)、テッシュペーパー、LEDライト、手袋、ポリ袋にした。
これを機能的に収納できる形状にした。

防災バッグは面ファスナーで止めてある。
面ファスナーを外すと内部のものが一覧で見えるようにした。
また、防災バッグの取り付け位置は壁に磁石で張り付くようにしたので、場所は自由に変更できようになっている。

費用は、用品アイテムは約3000円
バッグは、専門でない人に依頼し、材料費を含めて約10,000円であった。

********************** 画像 *********************
防災=EV図として保存1.jpg

防災=バッグの内側.png

防災=開いた状態.png
防災=LEDライト.png




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ドラックストア、薬局で金属製の綿棒が売ってない [手に入らない]

==昔からあった綿棒が市販されてないので自分で作った==

理由は、どうしても細い綿棒でないと持病の治療ができないからである。

若いときに肥向性鼻炎湾曲症と診断され、風邪などひいたときに呼吸困難になるので手術をした。
歯茎から穴をあけて、まず左側の鼻を、1週間後、右側の鼻を。3週間の入院であった。
50年余前のことである。

手術以来、当時市販されていた鼻炎用スプレー(筋弛緩剤を薄めたようなもの)を使っていた。
夏に冷たい牛乳を飲むと下痢をしていた。なぜか当時は理解できなかった。
あるときは下痢で一晩中苦しんだこともあった。

原因は、鼻炎用スプレーで鼻の孔からスプレーをすると鼻腔に筋弛緩剤が霧状になって付着し
鼻腔の筋肉が弛緩し、かつ鼻腔粘膜に付いている鼻汁(固まっているのもある)がでて呼吸が
容易になる。
そのスプレー液が喉をつたって胃に入り、その粘膜まで弛緩してしまい胃や十二指腸が正常に
機能しなくなり、そのまま小腸、大腸へ流れてしまっていたからと想像できるようになった。

20年くらい経過ときに鼻炎用スプレーの使い方では頻繁に使わないようにとの注意書きが記載
され、また数年後には、販売中止となった。

そこで病院で使っている500mlの筋弛緩剤(ナーベル)を薬局から購入し、脱脂綿を綿棒の先に
絡みつけ、ナーベルを含ませて鼻腔に触れると周りの筋肉が緩み、かつ鼻汁が固まったのも筋肉
から離れ、鼻腔がすっきりする。

この時に使うのが器具として綿棒である。図では2種類使い続けてきた。使っているうちに曲がって
しまうこともたびたびあり、まっすぐに直しながら使い続けてきた。今まで10本くらい使ってきた。
今回、スプーン曲げではないが同じところを指で押さえるのでその部分が柔らかくなり、先日、最後
の1本の綿棒がとうとう折れてしまい困っていた。

何とか修理しようとして瞬間接着剤でトライしたが、Φ2mmの鉄線であるので接着剤では無理であった。


そこで、身近にある書類抑えのゼムクリップ(テトンボ)を伸ばし、割りばしを7cm位にカットし、
穴をあけゼムクリップを差し込み瞬間接着剤で固定した。鉄線の先はヤスリでギザギザ
にし脱脂綿が鼻腔内で外れにくい状態にした。

市販されている普通サイズのゼムクリップの太さはφ1mmである。従来の綿棒はφ2mm
である。手製を使ってみたが、従来との違いはほとんどないので予備も含めて3本作成した。
大変使いかってが良い。

最近は手製綿棒の先へ脱脂綿を巻きつける量を極端に減らし、鼻腔の詰まっている箇所
へピンポイントでナーベルを付着できるようになった。
ナーベルの量を減らすこともでき、副作用の可能性はより安全になった。

従来の綿棒は指で押さえる部分が小さく指先で押さえるが、自分で作ったのは指以外に手
の平部分でも抑えるので持ちやすく、かつ木であるので肌触もよく手になじむので大変重宝
している。
**************
追記
ナーベルは市販されてないので、耳鼻科病院で処方箋をもらい、薬局で購入することに
なります。使う季節は花粉が発生する時期がほとんどで、他の季節では5~6回くらいの
使用頻度となっている。したがって、500mlは約2年間もつ。

*************
綿棒=画像:ブログ用.png
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消費電力の測定 [消費電力測定:W値とVA値は違う]

消費電力の測定値について (2013.8.13)

今まで投稿したブログにおいて、節電で家庭・事務所で使っている照明器具、電気器具等の消費電力値
ついて、訂正と補足説明をいたします。

以前、消費電力の測定器具は図1の2つを使っていて、購入した照明器具のパッケージに記載されている
消費電力数値が測定値よりも小さくなっている。大手メーカーで間違った記載はないはずと考え、いろいろ
調べてみた結果、次のことが判明した。(勉強不足であった)

大手メーカーへ電話、東電へ電話していろいろ質問して回答を得た。
そこで、市販されている測定器を購入し、実際測定してみた。
結果、メーカーが表記しているのは正しいことがわかった。

中学生時代に習った物理で、W=A x V (W:ワット、A:アンペア、V:ボルト)である。 ・・・・・・・・式1
これは、直流電気のことである。

この式がそのまま適用できないものがあることが、今回の疑問をもったテーマを調べた結果判明した。
家庭で利用している電気は、交流電気である。 交流では W =A x V x 力率  となる。 ・・・式2

式1がなりたつ家庭電器製品は、フィラメントを利用している電球、ニクロム線を使った電熱器等がある。

その他の電気製品は式2になる。
最近普及し始めたLEDライトは式2に当てはまる。
図2の測定器でフィラメント電球と電球型LEDライトを測定してみた。
電球60W(110V:電圧は102Vの測定環境)では51.7Wとなった(W:51.7、AV:51.7) 
センサー付きLEDライト、消費電力:6wと表記されている。 測定したら、W=6.4、VA=10.7であった。
(小数点以下は誤算の範囲と理解)

電気料金に関係するのはW値で計算されている。

***************** 図 *****************
節電=図1.PNG
節電=図2.PNG
節電=図3.PNG

● マンションホールの直管型蛍光灯x9本構成のダウンライトをボール型LEDへ変更した。 [節電実行]

1.状況
  マンション1Fホールには、Φ120cmサイズのライトが天井についていた。
  そのライトの内容は、中に直管型の蛍光灯18Wがついた照明器具9台ついていた。図1
  床面で明るさを測定したら200lm(ルーメン)であった。
  この明るさをキープできるLED照明器具を検討したが、市販の直管型LEDライトでは明るさ
  不足であることが表記されている規格内容から算定できたで市販品は使わないことにした。

2.目的
  ・消費電力を低減させる。
  ・消耗品であるライトの交換頻度を減らす。
  ・明るさを現在よりも明るくする。

3.市販のボール型LEDライト(1500lm:100W相当)を利用することにした。
  (1) 照明器具の深さは、20cmほどあったので、ソケットモジュールをそのまま取り付けることが
     できた。図2
  (2) ボール型LED用のソケット・モジュールは既存の部品を組み立てて作成した。図3

4.取り付け工事手順
  (1) 電源をOFFにし、照明器具のブラケットを外し、直管型照明器具を9台取り外した。
     点灯によって、筐体内部は煤けていて黒くなっていた。これをクリーニングするのに多くの
     時間と力作業で汗をかいた。
  (2) 取り付けは、ボール型LEDライトをつけたソケットモジュールを12個取り付けた。
     電源に8個口のコネクターを4個を設置し、それぞれに12個組みの電源コードを差し込んで
     接続した。
  (3) 配線の整理には、磁石に線をつけたもので束ねてできた。
  (4) Φ120cmの白乳濁のカバーを取り付け、点灯して完了となった。

5.明るさを測定した。
  床面で測定した結果、540lm(ルーメン)であった。これは従来は200lmであったので、2.7倍の
  明るさである。ボール型LEDは12個であったので、それを2個を球をまわして消灯し、明るさ
  を測定したら、390lmであった。
  これでも従来より約2倍の明るさであるから、10個を点灯することにし、継続して利用している。

6.ボール型LEDライトの配置は、Φ120cmの器中で自由に配置することができる。(図4)
  ソケット・モジュールではソケットの底部分に丸型の永久磁石をとりつけてある。
  磁石であるので、照明器具筐体のどの位置にも自由に設置することができる。

*****************  図  *************** 
節電=5:1=ホール蛍光灯.png
節電=5:2=蛍光灯⇒ボール型.png
節電=5:3=ソケットM.png
節電=5:4=ボール型LED配置図.png
  

● マンションのエントランスのサークライン蛍光灯ダウンライトをボール型LEDライトへ変更した [節電実行]

1.状況
  マンションのエントランスにはサークライン型蛍光灯が2個ついている。
  点灯時間は、日没センサー連動により点灯するようになっている。
  明るさ測定器で測定したら、1灯あたりの消費電力は51W(ワット)であった。
  (蛍光灯器具に表示されていたのは32W)
  この照明器具は天井板まで電源コードがあって、それに接続してあった。

2.目的
  ・消費電力を低減する。
  ・消耗品であるライト部分の交換頻度を少なくする。蛍光灯では少なくとも年間1回は発生。
  ・明るさを現行以上にしたい。

3.LED化では市販のボール型LEDライト(1500lm)を利用することにした。
  (1) サークラインの高さ(上下)12cmほどであるので、ソケットモジュールをそのまま取り付ける
     ことはできない。 そこでサークラインの筐体を一部改造して使うことにした。図1
  (2) ボール型LED用の碍子ソケット・モジュールを利用した。図2

4.取り付け手順
  (1) サークラインを取り外し、コ型のアングルを筐体取り付けた。
  (2) 天井にΦ10cmの穴を開け、その下にサークラインの筐体を取り付けた。
  (3) ソケット・モジュールをアングルに磁石でセットし、電源コードをコネクターで接続した。
  (4) 照明器具のブラケットカバーを取り付けて設置完了。

5.運用と効果
  消費電力は14.8W(測定器では26Wとなっている)であるので、蛍光灯の51Wより少なくなり
  節電に貢献できる。
  また、このLEDライトは従来よりも明るくなっている。
  このライトの点灯時間は、約10時間/日であるから、10年間はライトの交換は必要なくなる。

**************** 図  ****************
節電=4:1=エントランス.png

節電=4:2=ソケットM.png
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● 各階のエレベーターホールのダウンライトをサークライン蛍光灯からフラット型LEDライトに変更した。 [節電実行]

1.状況
  各階エレベーター前ホールの天井ライトはツインパルック85形サークライン90W(表示数値)
  であった。蛍光灯筐体は、直径40cm、深さ9cmで薄型である。(図1)
  蛍光灯であるので、エレベーターから降りたときにダウンライトが点灯するには0.5~1秒間の
  時間がかかっていた。
  目的の階でエレベーターが止まって、ドアの動きをモーション・センサーが感知してから点灯する。
  エレベーターから降りる人は、ドアが開いたと同時に出ようとするのが、この時点にはその階の
  ホールは暗く、エレベーター内部からもれる明かりのみであった。
  エレベーターから出ようとするが一瞬脚が止まることが度々あった。

2.目的
  ・モーションセンサーが感知してから点灯するまでの時間を短縮したい。
  ・消耗品であるライトの交換頻度を減らしたい。
  ・節電をしたい。

3.LEDライト化にあたって、特注でフラット形LEDライトを開発した。(図3)
  2年前には、上記の筐体に入るLEDライトは市販されてなかったので、この筐体に入るサイズの
  フラット型LEDライトを開発した。各階に1個のダウンライトとなる。2F以上のフロアの天井は
  比較的低いので、床面の明るさは70lm(ルーメン)で十分であった。 
  照明器具の筐体はそのまま利用し、ライト部分のみの開発とした。

4.取り付け作業手順
  (1) 従来の蛍光灯器具のサークライン・ライト部分のみ取り外し、開発したライト部分には丸型
     磁石を取り付けた。(30kgを保持できる吸着力)
  (2) 電源コードはモーションセンサー側と連動している電源に接続(差込式コネクター利用)した。
  
5.効果
  ・取り付けして2年経過したが、ライトの交換もなく支障なく運用している。
  ・LED化によりエレベーターから降りようとした瞬間にダウンライトが点灯するようになった。
   すなわち、エレベーターのドアが動き始めたのを感知し点灯するまで0.3秒である。扉が全開した
   時点には点灯が完了しているので、安心してエレベーターから出ることができている。
  ・点灯時間は従来3分間から1分間に設定した。
   
6.今後の対策
  開発したLEDライトは少なくとも5年間は利用できる。将来的には、照明器具部分を替えることなく
  一部を改造して市販のボール型LEDライトに変更できるようにしたい。 

**************  図  ****************
節電=3:1=蛍光灯.png
節電=3:2=フラットLED.png
節電=3:3=フラットLED写真.png
タグ:節電を実行
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● マンション廊下通路の蛍光灯ダウンライトを電球型LEDライトへ変更した。 [節電実行]

1.状況
  蛍光灯ダウンライトは、コンパクト蛍光灯13型の消費電力は32Wであった。
  ダウンライトの数は43箇所であった。
  モーション・センサーが感知してから点灯するまでのタイムラグをゼロにすることが求められていた。

2.目的
  (1) モーション・センサーが感知したら瞬時に点灯させる。
  (2) 消費電力の低減を図る。  
  (3) 消耗品であるライトの交換回数の低減を図る。

3.移行工事作業の手順
  (1) 電源スイッチをOFFにした。
  (2) 蛍光灯器具の電源コードをカットし、切り離し(ニッパーでカット、2芯の被ビニールを除去しておいた)、
     ブラケット内部の蛍光灯部分を取り外した。
  (3) ブラケットが天井からネジで止めてあるので、そのネジ(ボルト)を使って、ワシャー型金属を取り付けた。
  (4) ソケットモジュールをブラケットの上部分を磁石で取り付けた。(10Kgまでの保持力がある磁石)
  (5) 電源接続はコネクター(図3)を利用したので、ドライバーは不要であった。
  (6) 今回の取替えにあたり、照明器具筐体(ブラケット)は従来のものをそのまま利用した。
     器具の形状は図1の通りである。ダウンライトのブラケットはアルミニュウーム系の金属であるので、
     磁石を有効にするために鉄ワッシャーをブラケットの上部分に取り付けた。
     取替え工事を容易かつ作業時間の短縮のため、ソケットモジュール(図2)の取り付けはネジ止め
     ではなく、ソケットモジュールに磁石を取り付け、電源線(2芯)をコネクター(図3)で接続することで
     作業工事の短い所要時間で終わるようにした。

4.費用
  ・ソケット・モジュール:  ¥1,200   (特注で部品組合せ作成)
  ・取付費用      :  電気工事業者の価格(1箇所あたり約20分で処理できた)

5.効果
  (1) 消費電力の低減:消費電力の削減は、32Wから9Wになった。
  (3) 運用では、スイッチONしたときに瞬時の点灯となるので、より安心を得ている。
  (4) 電球型LEDライトの明るさは、人間の明るさ感覚では従来と同じくらいであった。蛍光灯のときは
     耐用年数が1年ごと交換が必要であったが、LEDでは約10年間は使えようになった。
6.交換後の運用状況
  電球型LEDライトにして約2年経過した。電球型LEDライトの交換もなく順調に作動している。
  日中でもモーション・センサーで点灯することになっている。これは、日中でも暗い場所の廊下があるので、
  点灯される必要がある。場所によって日没センサーも検討したが、費用の関係で実行しなかった。
  廊下のダウンライト点灯は人が通過する回数が平均120回日として、の約2時間である。したがって、
  ライトの耐用年数は40,000時間であるから、約50年間利用できることになる。(製品劣化でもっと短くなる)
  廊下の状況から24時間点灯のところが46個の内11個がある。この分は5年ごとに交換となる。

****************** 図 ****************
節電=2:ソケットM=1.png

節電=2:ソケットM断面図.png

節電=2:コネクター.png

●分譲マンション共有部分の廊下灯と各階エレベーター前ホールの天井にモーション・センサー(人感センサー)を取り付け節電を実現 [節電実行]

1.分譲マンション共有エリアである廊下通路やエレベータ前のダウンライトについての状況
  廊下のダウンライトは、コンパクト蛍光灯13型(小指サイズの蛍光灯6本構成)が付けてあり、その消費電力
  は32Wであった。 設置箇所は43個である。
 夕方になると各階エレベーター前は壁側にあるスイッチをONにするまで暗くなっていた。
  利用階で降りた人がエレベーター前壁にあるスイッチをONにすることで点灯させていた。
  
2.目的
  ・人が通るときのみダウンライトが点灯するようにする。  
  ・消費電力の低減を図る。 

3.取り付け内容
  廊下ダウンライト毎に、ダウンライト電源の手前にモーション・センサーを取り付けた。【図1】
  取り付け位置と角度を利用者側の行動パターンを考慮して最適な場所と熱センサー方向を設定した。

4.費用
  ・モーション・センサーの価格、1個あたり: 約1万円
  ・取り付け工事所要時間    : 1箇所あたり約30分で処理できた。

5.効果
  (1) エレベーターが止まり、ドアが開くことによりドアが動くのを感知してスイッチがONになる。
  (2) 従来は、1度スイッチをONにするとその階の廊下のダウンロードは全て点灯し、朝になっても点灯していた。
     モーション・センサー点灯により、3分後には消灯できるので消費電力の削減が図れた。
  (3) 夕方になって、最初に壁側スイッチをONにする人は、足元が暗らく危険であった。
     取り付け後は、エレベーターから降りる時にスイッチをONにする必要がなくなった。又OFFにする必要もなくなった。
  (4) 点灯時間が1回あたり3分間であるので、電気料金の節約になる。1年後、点灯時間を1分間に変更した。

6.課題
  導入してから4年が経過した。 モーション・センサー機能は支障なく機能している。
  蛍光灯型ダウンライトのために、モーション・センサーが感知してから点灯するまでタイムラグが発生していた。 
  そのタイムラグは約1~2秒。このタイムラグ時間で人間の歩行では約1~2m移動することになる。 
  暗いところで移動は不安を感じる。
  蛍光灯型をLED型ライトへの変更が望まれている。 

**************** 図 *************
節電=人感センサー図1.png

節電=人感センサー図2.png

26  防災・盗難 それとも、いたづら? [盗難防止対策]

事件です!

町内の電信柱の根元に設置してある消火器が盗まれて、その器具を私鉄電車の線路に並べて置いた犯罪者が出現した。その結果、消火器が爆発した。ニュースに掲載された内容は下記の通り。

「埼玉・春日部市の東武野田線で平成24年10月30日、線路上に置かれた消火器などに列車が衝突した。 乗客のケガなどはなかったが、警察は悪質ないたずらとみて捜査している。 警察によると、30日午後5時頃、東武野田線の南桜井駅と川間駅の間で、6両編成の 下り列車が、線路上に置かれた消火器や鉄パイプに衝突し、停車した。また、 同日午後7時頃には、約1キロ離れた線路にオイル缶や角材などが置かれているのを 列車の運転士が見つけて緊急停車した。 いずれも乗客らにケガはなく、約30分で運転を再開した。2か所とも何者かが踏切から 線路に侵入して障害物を置いたとみられるという。」

この事件によって、町内の自治会長と防災会役員は警察から事情聴取された。
使われた消火器は、自治会名が表示してあったために、警察が自治会長宅へ来て事情聴取をした。
消火器ので出所が明確になっていたので、自治会長や防犯会役員があたかも犯人かのような質問をされて、
非常に不愉快であると言っていた。
刑事の立場では全ての人を一応疑って進める方針・・・・?

この話を事情聴取された人から聞いた内容では、設置してある消火器Boxに鍵をかけたらとの意見があったが、
鍵をかけたら、緊急時に誰でも消火器を取り出して使うことができなからダメの判断。
・ダイヤル式の鍵をつけたら?
このような犯罪防止対策は、ないようだ。

■ 12月2現在、風の便りで犯人が捕まったというニュースを入手した。
   南桜井駅から10分くらいの所に住んでいる40歳台の自閉症の男性と判明した。
■ 町内の街路灯の下に消火器が消火器格納庫(箱)の中に入っているのを見かけることができる。
  分譲マンションでも同じように各階に少なくとも1台(広さによっては複数醍は設置するよう消防法で義務づけられている。
  その消火器には、コストと手間の関係で、消火器の本体に名前を記載しないものもある。
  このような状況において、消火器はだれでも持ち出せる環境になっている。

■ そこで、性悪説にたって消火器はどのようにして盗難されるか、
  また、盗んだ消火器を販売する方法も記述すると、
  ・消火器は、だれでも持ち出すことができる。

  商品の販売は、ネットの普及によって簡単にできるようになった。
  消火器の価格は、容量にもよる3,500円前後である。
  消火器本体に所属マンション名、町内名のないものについては盗難品であっても第3者には判断がつかない。
  消火器には、耐用年数が記述してある。
  耐用年数により価格を設定して、格安に販売することが可能である。
  
■ そこで、盗難防止の器具を安く、簡単にできる方法を説明する。
  ・取り付け方法
   消火器と消火器格納庫がある。
   格納庫に穴を開け、そこにネジでステンレス・ワイヤーの片方を固定する。
   ステンレス・ワイヤーのもう一方を警報機のスライド・スイッチと接続する。
   警報機を消火器の底に、強力両面テープで取り付ける。
  
  ・ メーカーが専用に作ってない現状(?)では、市販されているアイテム・部材を集めて作成する方法である。
   ①警報機(ボタン電池式)で、電池含みで≒368円 (市販価格)
   ②ステンレスワイヤー    30cm    ≒ 50円
   ③強力両面テープ      2.5x3cm  ≒ 25円
   ④ビスナットネジ               ≒ 8円
     小  計                   451円

町内の自主防災役員の方、マンション管理組合の理事の方、一度検討してみては!!

*********************** イラスト **************************
防犯=消火器=取り付け説明.PNG
防犯=消火器=図.PNG

タグ:防災・盗難
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