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● 各階のエレベーターホールのダウンライトをサークライン蛍光灯からフラット型LEDライトに変更した。 [節電実行]

1.状況
  各階エレベーター前ホールの天井ライトはツインパルック85形サークライン90W(表示数値)
  であった。蛍光灯筐体は、直径40cm、深さ9cmで薄型である。(図1)
  蛍光灯であるので、エレベーターから降りたときにダウンライトが点灯するには0.5~1秒間の
  時間がかかっていた。
  目的の階でエレベーターが止まって、ドアの動きをモーション・センサーが感知してから点灯する。
  エレベーターから降りる人は、ドアが開いたと同時に出ようとするのが、この時点にはその階の
  ホールは暗く、エレベーター内部からもれる明かりのみであった。
  エレベーターから出ようとするが一瞬脚が止まることが度々あった。

2.目的
  ・モーションセンサーが感知してから点灯するまでの時間を短縮したい。
  ・消耗品であるライトの交換頻度を減らしたい。
  ・節電をしたい。

3.LEDライト化にあたって、特注でフラット形LEDライトを開発した。(図3)
  2年前には、上記の筐体に入るLEDライトは市販されてなかったので、この筐体に入るサイズの
  フラット型LEDライトを開発した。各階に1個のダウンライトとなる。2F以上のフロアの天井は
  比較的低いので、床面の明るさは70lm(ルーメン)で十分であった。 
  照明器具の筐体はそのまま利用し、ライト部分のみの開発とした。

4.取り付け作業手順
  (1) 従来の蛍光灯器具のサークライン・ライト部分のみ取り外し、開発したライト部分には丸型
     磁石を取り付けた。(30kgを保持できる吸着力)
  (2) 電源コードはモーションセンサー側と連動している電源に接続(差込式コネクター利用)した。
  
5.効果
  ・取り付けして2年経過したが、ライトの交換もなく支障なく運用している。
  ・LED化によりエレベーターから降りようとした瞬間にダウンライトが点灯するようになった。
   すなわち、エレベーターのドアが動き始めたのを感知し点灯するまで0.3秒である。扉が全開した
   時点には点灯が完了しているので、安心してエレベーターから出ることができている。
  ・点灯時間は従来3分間から1分間に設定した。
   
6.今後の対策
  開発したLEDライトは少なくとも5年間は利用できる。将来的には、照明器具部分を替えることなく
  一部を改造して市販のボール型LEDライトに変更できるようにしたい。 

**************  図  ****************
節電=3:1=蛍光灯.png
節電=3:2=フラットLED.png
節電=3:3=フラットLED写真.png
タグ:節電を実行
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