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● マンション廊下通路の蛍光灯ダウンライトを電球型LEDライトへ変更した。 [節電実行]

1.状況
  蛍光灯ダウンライトは、コンパクト蛍光灯13型の消費電力は32Wであった。
  ダウンライトの数は43箇所であった。
  モーション・センサーが感知してから点灯するまでのタイムラグをゼロにすることが求められていた。

2.目的
  (1) モーション・センサーが感知したら瞬時に点灯させる。
  (2) 消費電力の低減を図る。  
  (3) 消耗品であるライトの交換回数の低減を図る。

3.移行工事作業の手順
  (1) 電源スイッチをOFFにした。
  (2) 蛍光灯器具の電源コードをカットし、切り離し(ニッパーでカット、2芯の被ビニールを除去しておいた)、
     ブラケット内部の蛍光灯部分を取り外した。
  (3) ブラケットが天井からネジで止めてあるので、そのネジ(ボルト)を使って、ワシャー型金属を取り付けた。
  (4) ソケットモジュールをブラケットの上部分を磁石で取り付けた。(10Kgまでの保持力がある磁石)
  (5) 電源接続はコネクター(図3)を利用したので、ドライバーは不要であった。
  (6) 今回の取替えにあたり、照明器具筐体(ブラケット)は従来のものをそのまま利用した。
     器具の形状は図1の通りである。ダウンライトのブラケットはアルミニュウーム系の金属であるので、
     磁石を有効にするために鉄ワッシャーをブラケットの上部分に取り付けた。
     取替え工事を容易かつ作業時間の短縮のため、ソケットモジュール(図2)の取り付けはネジ止め
     ではなく、ソケットモジュールに磁石を取り付け、電源線(2芯)をコネクター(図3)で接続することで
     作業工事の短い所要時間で終わるようにした。

4.費用
  ・ソケット・モジュール:  ¥1,200   (特注で部品組合せ作成)
  ・取付費用      :  電気工事業者の価格(1箇所あたり約20分で処理できた)

5.効果
  (1) 消費電力の低減:消費電力の削減は、32Wから9Wになった。
  (3) 運用では、スイッチONしたときに瞬時の点灯となるので、より安心を得ている。
  (4) 電球型LEDライトの明るさは、人間の明るさ感覚では従来と同じくらいであった。蛍光灯のときは
     耐用年数が1年ごと交換が必要であったが、LEDでは約10年間は使えようになった。
6.交換後の運用状況
  電球型LEDライトにして約2年経過した。電球型LEDライトの交換もなく順調に作動している。
  日中でもモーション・センサーで点灯することになっている。これは、日中でも暗い場所の廊下があるので、
  点灯される必要がある。場所によって日没センサーも検討したが、費用の関係で実行しなかった。
  廊下のダウンライト点灯は人が通過する回数が平均120回日として、の約2時間である。したがって、
  ライトの耐用年数は40,000時間であるから、約50年間利用できることになる。(製品劣化でもっと短くなる)
  廊下の状況から24時間点灯のところが46個の内11個がある。この分は5年ごとに交換となる。

****************** 図 ****************
節電=2:ソケットM=1.png

節電=2:ソケットM断面図.png

節電=2:コネクター.png
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