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ドラックストア、薬局で金属製の綿棒が売ってない [手に入らない]

==昔からあった綿棒が市販されてないので自分で作った==

理由は、どうしても細い綿棒でないと持病の治療ができないからである。

若いときに肥向性鼻炎湾曲症と診断され、風邪などひいたときに呼吸困難になるので手術をした。
歯茎から穴をあけて、まず左側の鼻を、1週間後、右側の鼻を。3週間の入院であった。
50年余前のことである。

手術以来、当時市販されていた鼻炎用スプレー(筋弛緩剤を薄めたようなもの)を使っていた。
夏に冷たい牛乳を飲むと下痢をしていた。なぜか当時は理解できなかった。
あるときは下痢で一晩中苦しんだこともあった。

原因は、鼻炎用スプレーで鼻の孔からスプレーをすると鼻腔に筋弛緩剤が霧状になって付着し
鼻腔の筋肉が弛緩し、かつ鼻腔粘膜に付いている鼻汁(固まっているのもある)がでて呼吸が
容易になる。
そのスプレー液が喉をつたって胃に入り、その粘膜まで弛緩してしまい胃や十二指腸が正常に
機能しなくなり、そのまま小腸、大腸へ流れてしまっていたからと想像できるようになった。

20年くらい経過ときに鼻炎用スプレーの使い方では頻繁に使わないようにとの注意書きが記載
され、また数年後には、販売中止となった。

そこで病院で使っている500mlの筋弛緩剤(ナーベル)を薬局から購入し、脱脂綿を綿棒の先に
絡みつけ、ナーベルを含ませて鼻腔に触れると周りの筋肉が緩み、かつ鼻汁が固まったのも筋肉
から離れ、鼻腔がすっきりする。

この時に使うのが器具として綿棒である。図では2種類使い続けてきた。使っているうちに曲がって
しまうこともたびたびあり、まっすぐに直しながら使い続けてきた。今まで10本くらい使ってきた。
今回、スプーン曲げではないが同じところを指で押さえるのでその部分が柔らかくなり、先日、最後
の1本の綿棒がとうとう折れてしまい困っていた。

何とか修理しようとして瞬間接着剤でトライしたが、Φ2mmの鉄線であるので接着剤では無理であった。


そこで、身近にある書類抑えのゼムクリップ(テトンボ)を伸ばし、割りばしを7cm位にカットし、
穴をあけゼムクリップを差し込み瞬間接着剤で固定した。鉄線の先はヤスリでギザギザ
にし脱脂綿が鼻腔内で外れにくい状態にした。

市販されている普通サイズのゼムクリップの太さはφ1mmである。従来の綿棒はφ2mm
である。手製を使ってみたが、従来との違いはほとんどないので予備も含めて3本作成した。
大変使いかってが良い。

最近は手製綿棒の先へ脱脂綿を巻きつける量を極端に減らし、鼻腔の詰まっている箇所
へピンポイントでナーベルを付着できるようになった。
ナーベルの量を減らすこともでき、副作用の可能性はより安全になった。

従来の綿棒は指で押さえる部分が小さく指先で押さえるが、自分で作ったのは指以外に手
の平部分でも抑えるので持ちやすく、かつ木であるので肌触もよく手になじむので大変重宝
している。
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追記
ナーベルは市販されてないので、耳鼻科病院で処方箋をもらい、薬局で購入することに
なります。使う季節は花粉が発生する時期がほとんどで、他の季節では5~6回くらいの
使用頻度となっている。したがって、500mlは約2年間もつ。

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綿棒=画像:ブログ用.png
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